ハクバ KED-P20Eは20Lで足りる?収納力と湿度管理を実機レビュー
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Leica M11とズミクロン50mmを湿気から守るため、ハクバの20L防湿庫「KED-P20E」を購入しました。購入日は2026年7月26日、Amazonでの購入価格は15,800円です。
防湿庫を選ぶ際に気になったのは、主に次の2点でした。
- 20Lでカメラとレンズを収納できるのか
- 扉を開閉した後も適切な湿度を維持できるのか
実際に使ったところ、Leica M11とズミクロン50mm、SDカードケースを保管する現在の構成なら、20Lでも十分な余裕があります。
湿度は51%から3時間で31%まで低下しました。その後、カメラを入れるために扉を開閉すると40%まで上がりましたが、夜22時から翌朝8時までの約10時間、40%付近を維持しています。
購入直後の初期レビューではありますが、収納力、湿度管理、部屋への置きやすさを考えると、15,800円には十分見合うと感じています。
Leica M11とズミクロン50mmのために購入した
防湿庫を購入した直接の理由は、Leica M11とズミクロン50mmを購入したことです。
それまでは、カメラを置いている部屋で冷房を一日中ドライ運転にしていました。しかし、高額な機材を購入したことで、部屋全体の空調に頼るのではなく、カメラ専用の保管環境を用意したいと考えました。
そこで選んだのが、ハクバの電子防湿庫KED-P20Eです。
大型モデルではなく20Lを選んだ理由
現在、防湿庫に収納する機材は次の3点です。
- Leica M11
- ズミクロン50mm
- 約10cm四方のSDカードケース
複数のボディや大型ズームレンズを所有しているわけではありません。
今後Leicaのレンズを追加するとしても、現時点では35mmのズミルックスかAPOズミクロンを想定しています。そのため、大型の防湿庫を購入しても容量を持て余すと判断しました。
現在の機材と想定している追加レンズを考えると、20Lが過不足のない容量でした。
ただし、追加予定のレンズを実際に収納したわけではありません。将来も必ず足りるという評価ではなく、現時点の機材構成を基準にした判断です。
Leica M11と50mmレンズなら20Lでも余裕がある
ズミクロン50mmは、Leica M11に装着した状態で収納しています。
SDカードケースを加えても庫内には空間が残り、出し入れの際に周囲へぶつけるような窮屈さはありません。

カメラ1台、標準的な大きさのレンズ1本、小物類という構成なら、20Lでも十分です。
500mlペットボトルと比較したサイズ感
庫内の大きさを分かりやすくするため、500mlペットボトルを一時的に置いて比較しました。
ペットボトルを立てても上部に余裕があり、Leica M11と並べても横方向の空間が残ります。

機材が増える人は20Lを選ばない方がよい
今回の結果だけで、20Lなら誰にでも十分とは言えません。
次のような使い方では、早い段階で容量が足りなくなる可能性があります。
- カメラボディを2台以上収納する
- 交換レンズを複数本所有している
- 大型ズームや望遠レンズを収納する
- 今後も継続して機材を増やす予定がある
購入前には、現在の機材だけでなく、今後追加する1〜2本分のレンズまで含めて必要な容量を考えた方が安全です。
湿度は51%から3時間で31%まで低下した
電源を入れた後、庫内湿度の変化を記録しました。
| 経過時間 | 庫内湿度 | 開始時からの変化 |
|---|---|---|
| 開始時 | 51% | — |
| 1時間後 | 42% | −9ポイント |
| 1時間30分後 | 39% | −12ポイント |
| 2時間後 | 35% | −16ポイント |
| 2時間30分後 | 34% | −17ポイント |
| 3時間後 | 31% | −20ポイント |
最初の1時間で51%から42%まで下がり、その後も低下が続きました。今回の初期使用では、湿度を下げる能力に不足は感じていません。

ただし、湿度の下がり方は室温、室内湿度、収納物、扉の開閉、ダイヤル位置によって変わります。
この記録は今回の使用環境における実測値であり、必ず同じ時間で31%になるという結果ではありません。
扉の開閉後は40%まで上昇した
3時間後、Leica M11を収納するために扉を開閉しました。
外気が入ったことで、庫内湿度は31%から40%まで上昇しました。
防湿庫を実際に使う場合、空の状態でどこまで下がるかだけではなく、機材を出し入れした後にどの程度の湿度を維持できるかが重要です。
40%付近を約10時間維持した
カメラを収納して扉を閉めた後、夜22時から翌朝8時まで確認しました。
その間、庫内湿度は40%付近を維持しています。
今回の検証では、機材を収納した通常の状態で、約10時間にわたり40%付近を維持できました。
一時的に31%まで下がったことよりも、扉を開閉した実使用状態で40%付近を維持したことの方が、購入判断では重要だと考えています。
湿度はダイヤルで調整する
KED-P20Eは、庫内のダイヤルを回して湿度を調整します。

軽すぎて不安になったが、外装の質感は悪くない
箱から出して最初に感じたのは、本体の軽さです。
持ち上げた瞬間は、軽すぎて大丈夫なのかと心配になりました。防湿庫には重く頑丈な印象を持っていたため、想像との違いが大きかった部分です。
一方で、外装の質感は悪くありません。
黒い表面は指紋が目立ちにくく、部屋の中に置いても必要以上に存在感が出ません。持ったときの軽さには不安を感じましたが、設置して使う製品として外観に大きな不満はありません。
動作音・発熱・においは気にならない
日常使用では、動作音を意識することはありませんでした。
本体から気になる発熱やにおいも感じていません。測定器を使った検証ではありませんが、作業部屋や寝室など、長時間過ごす場所にも置きやすいと感じます。
コンパクトなサイズに加えて、音、熱、においが気にならないため、部屋への適合度は高いというのが現在の評価です。
15,800円には十分見合う
KED-P20Eは、Amazonで15,800円で購入しました。
現時点では、価格には十分見合うと感じています。理由は次の3点です。
- Leica M11とズミクロン50mmに合う容量
- 扉開閉後も40%付近を約10時間維持した
- 動作音や発熱、においが気にならず、部屋に置きやすい
必要以上に大型の防湿庫を選べば、設置場所を取り、空間を持て余します。一方、小さすぎれば機材を追加した時点で買い替えが必要です。
現在の機材構成に対して、容量、湿度管理、設置性のバランスが取れていることが、価格に見合うと感じる理由です。
購入前に知っておきたい制約
湿度を数字で直接指定できない
KED-P20Eは、庫内のダイヤルを回して湿度を調整します。
「40%」のように数値を入力する方式ではないため、設置後は湿度計を見ながら、自分の環境に合う位置へ調整する必要があります。
今回も一時的に31%まで下がりました。設定によっては、想定より低い湿度になる可能性があります。
湿度計の精度は比較していない
今回の記録は、庫内に設置した湿度計の表示をもとにしています。
別の湿度計との比較や校正は行っていないため、表示値の精度までは確認できていません。
長期耐久性は未検証
この記事は、2026年7月26日の購入直後に確認した内容をまとめた初期レビューです。
KED-P20Eが向いている人
- カメラ1台とレンズ1〜2本を保管したい人
- Leica M型など比較的コンパクトな機材を所有している人
- 初めて電子防湿庫を購入する人
- 大型防湿庫を置くスペースがない人
- 動作音や発熱が気になる部屋へ設置したい人
- 今後も機材数が大幅に増えない人
KED-P20Eが向いていない人
- カメラボディを複数台所有している人
- 大型望遠レンズやズームレンズを保管したい人
- 今後レンズを何本も追加する予定がある人
- 重厚で剛性感の高い筐体を求める人
- 湿度を数字で直接指定したい人
- 長期使用実績を重視する人
まとめ:現在の機材なら20Lで十分
ハクバ KED-P20Eは、Leica M11、ズミクロン50mm、SDカードケースを保管する現在の構成なら、20Lでも十分な余裕があります。
湿度は51%から3時間で31%まで低下し、カメラを入れるために扉を開閉した後は40%まで上昇。その後は約10時間、40%付近を維持しました。
本体は予想以上に軽いものの、外装の質感は悪くなく、動作音、発熱、においも日常使用では気になりません。
湿度管理、サイズ感、部屋への置きやすさを含めて考えると、15,800円には十分見合う防湿庫でした。
購入直後のため、長期耐久性や季節による湿度変化については、今後の使用結果を追記する必要があります。
